いよいよ7月29日から、バレーボールネーションズリーグの男子決勝ラウンドが中国・寧波で開催されます。
ここまで日本代表は、予選ラウンドを全勝で終え、首位通過という素晴らしい成績を収めました。
今回は予選ラウンドでの石川祐希キャプテン率いる、日本代表メンバーの予選ラウンド終了時点での個人成績やランキングについて調べてみました。
こちらを見ながら予選ラウンドや、決勝ラウンドの結果を振り勝ってみましょう!
日本代表選手の個人成績ランキング一覧
予選ラウンドを全勝で終えた日本代表は、チームとしてだけでなく個人成績でも多くの選手が上位にランクインしました。
ここでは、日本代表選手の主な個人成績ランキングを一覧でご紹介します。
| 選手名 | 総得点 | アタック | サーブ | ブロック |
|---|---|---|---|---|
| 石川祐希 | 14位・154点 | 10位 | 13位 | 25位 |
| 高橋藍 | 5位・208点 | 5位 | 2位 | 14位 |
| 宮浦健人 | 26位・118点 | 21位 | 18位 | 26位 |
| 富田将馬 | 89位・26点 | 83位 | 18位 | 28位 |
| エバデダン ラリー アイケー | 56位・67点 | 59位 | 18位 | 13位 |
| 西田有志 | 34位・100点 | 31位 | 14位 | 24位 |
(※順位はネーションズリーグ2026予選ラウンド終了時点の累計成績をもとにしています。)
ランキングだけじゃない!日本代表の強さとは?
さきほどは、主に攻撃面を中心とした個人成績ランキングをご紹介しました。
しかし、日本代表の強さは得点力だけではありません。粘り強い守備や、攻撃を組み立てる選手たちの存在も、大きな武器となっています。
この守備において、重要な役割を果たすのがリベロとセッターですよね。
決勝ラウンドは負けた時点で敗退となるため、相手に簡単に得点を許さない守備力や、試合の流れを見極める判断力がこれまで以上に求められます。
ここからは、日本代表を支える守備の要となる選手たちにもスポットを当ててご紹介します。
リベロの「W守護神」が日本の守備を支える
日本代表のリベロといえば、山本智大選手と小川智大選手ですよね!
この二人は、ネーションズリーグ男子のベストディガーズのランキングに同じ16位でランクインしています。
バレーボールでは、相手のスパイクなどの強打をレシーブでつなぐプレーを「ディグ」と言います。
ベストディガーズは、そのディグの成功数などをもとに順位が決まるランキングです。
試合のハイライトを見ていても、山本智大選手と小川智大選手はどちらが出ていても粘り強くボールをつないでいますよね!
彼らによって日本代表は何度も攻撃のチャンスを生み出しており、二人の活躍は、まさに日本代表の「W守護神」と呼ぶにふさわしい存在と言えるでしょう。
また、アウトサイドヒッターの髙橋藍選手もベストディガーズ8位にランクインしています。
リベロだけでなく、攻撃を担う選手も高い守備力を発揮していることが、日本代表の強みと言えますね。
最年長・深津英臣選手が攻撃を組み立てる
今大会、7年ぶりに代表に復帰となったセッター・深津英臣選手はベストセッター部門で7位にランクインしています。
セッターは「コート上の司令塔」とも呼ばれ、味方アタッカーへトスを上げるだけでなく、試合の流れを読みながら攻撃を組み立てる重要なポジションです。
状況に応じてトスを使い分けたり、相手ブロックを見ながら攻撃を組み立てたりする判断力も必要です。
深津選手は、ボールが手に触れてから素早くトスを上げる一方で、アタッカーが打つタイミングでは少し「間」が生まれるようなトスを理想としているそうです。
彼の落ち着いたゲームメイクは、日本代表の多彩な攻撃を支える大きな要となっていますよね。
チーム最年長ではありますが、これまでに培ってきた豊富な経験が随所で生かされ、日本代表の安定した攻撃を支えていると言えるでしょう。
決勝ラウンドの結果は?日本代表の戦いを振り返る
ネーションズリーグ決勝ラウンドでは、予選ラウンドを全勝で突破した日本代表が、世界の強豪チームとの戦いに挑みました。
準々決勝では中国と対戦し、準決勝ではアメリカとの激戦を繰り広げるなど、優勝を目指して熱い戦いが続きました。
準々決勝:中国戦
試合結果:日本3-1中国
準々決勝では、中国と対戦した日本代表。
この試合では、キャプテンの石川祐希選手が相手から厳しくマークされ、普段通りのプレーをさせてもらえない苦しい立ち上がりとなりました。その影響もあり、日本は第1セットを落としてしまいます。
しかし、第2セット途中から投入された富田将馬選手の起用が流れを変えます。
攻守でチームに勢いを与え、セットカウント1-1に追いつくことに成功。
そして迎えた第4セット終盤は、24-23という緊迫した場面に。ここで富田将馬選手がサービスエースを決め、25点目を獲得。日本の勝利を大きく引き寄せる一打となりました。
第2セット途中からの出場でチームに勢いを与え、最後は勝利を決める一撃を放った富田選手は、中国戦の立役者と言っても過言ではありません。
日本代表はセットカウント3-1で中国を下し、準決勝進出へ。
この第4セット24-23という緊迫した場面で決めた富田選手のサービスエースには、テレビ越しに見ていても鳥肌が立ちました!
準決勝:アメリカ戦
試合結果:日本2-3アメリカ
準決勝では、アメリカと対戦した日本代表。
中国戦では途中交代となっていた石川祐希選手ですが、アメリカ戦ではスターティングメンバー入りへ。
中国戦後に、ティリ監督から「首の調子がよくない」とコメントもあったのですが、万全ではない状態でどこまでパフォーマンスを発揮できるのか注目されていました。
しかし、アメリカ戦では髙橋藍選手が相手から徹底的にマークされ、序盤から苦しい展開に。日本は第1セットを落とすことになります。
続く第2・第3セットは相手のサーブミスにも助けられ、日本の持ち味である粘りのあるプレーで取り返しセットカウント2-1へ。
中国戦に続いて西田有志選手が攻撃面で活躍し、この試合では石川祐希選手も存在感を発揮。しかし、第4セットはアメリカの攻撃力に押され、セットを取り返されてしまいました。
予想はしていたものの、アメリカの高さを生かしたブロックや、力強いスパイクはやはり大きな脅威に感じます。
そして迎えた運命の第5セット。両チームが点を取り合う展開となり、取っては取り返されるシーソーゲームに。
一時はスコア10-10の同点となり、最後まで勝敗の行方が分からない接戦が続きました。
宮浦健人選手のスパイクでリードを奪い返した日本でしたが、最後はアメリカの勢いを止めることができず、13-15で惜敗。フルセットの激闘の末、決勝進出とはなりませんでした。
決勝進出は逃したものの、世界トップレベルのアメリカを相手にフルセットまで持ち込んだ日本代表。最後まで手に汗握る戦いぶりは、まさにどちらが勝ってもおかしくない紙一重の戦いだったと感じます。
3位決定戦:スロベニア戦
試合結果:日本1-3スロベニア
3位決定戦では、予選ラウンドでストレート勝ちを収めたスロベニアと再戦へ。
第1セットから、一進一退の攻防が続く接戦となりました。
リリーフサーバーで甲斐優斗選手が入りましたが、攻めたサーブは惜しくもネットにかかってしまいます。その後、スロベニアもミスはありましたが、スコア19-21の時にサービスエースが決まり得点差が開く展開に。
このまま流れを引き戻せず21-25で第1セットを落としてしまいます。
第2セットは、日本が終盤まで粘り強く食らいつき、デュースにもつれ込む接戦に。
最後は28-26で取り返し、セットカウント1-1としました。
この勢いで流れを引き寄せたい日本でしたが、第3・第4セットはスロベニアの高さを生かした攻撃やブロックに苦しみ、思うように流れをつかめません。
最後まで粘り強く戦ったものの、セットカウント1-3で敗戦。日本代表は今大会を4位で終えました。
アメリカ戦とスロベニア戦では、予選ラウンドと比べてサーブミスが目立っていたように感じます。
また、首のコンディションが心配されていた石川祐希選手も万全とは言えない様子で、今後のコンディションが気になるところです。
まとめ
今回は、男子バレーボールのネーションズリーグ決勝前に気になった個人成績や、日本代表チームの強さについて深掘りしてみました。
ランキングで部門1位の選手はいませんが、誰が出場しても高いレベルを維持できる選手層の厚さこそ、日本代表の強みと言えるでしょう。
アメリカとスロベニアには惜しくも負けてしまいましたが、予選ラウンドから13連勝を飾ったことは、日本代表の大きな成長に変わりありません。
日本チームは最終結果4位となりましたが、気持ちを切り替えて次のアジア選手権を応援していこうと思います。
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